1年ごとに乗り換えて年間3万円以上おトクにする方法
第1章:なぜ「1年乗り換え」で安くなるの?節約術のキホン
この章では、インターネット回線を1年ごとに乗り換えることで、通信費をグッと安くする節約術の仕組みを、誰にでもわかるように解説します。難しい話は抜きにして、この節約術の「キモ」となるポイントだけを押さえていきましょう。
1.1. すべては「新規顧客向けの太っ腹な特典」を狙うため
インターネット業界では、今いるお客さんを引き留めるよりも、新しいお客さんを呼び込むことに力を入れています。そのため、数万円もの現金プレゼント(キャッシュバック)など、おトクな特典のほとんどは、初めて契約する人向けに用意されています。
この「1年乗り換え」節約術は、その新規契約者向けの特典を、毎年もらい続けるための作戦です。
1.2. 成功の絶対ルール:すぐに現金がもらえる「販売代理店」から申し込む
この節約術を成功させるには、たった一つ、絶対に守るべきルールがあります。それは「1年以内に現金プレゼントがもらえる窓口から申し込む」ことです。
- 公式サイトと販売代理店の違い
インターネット回線の申し込み窓口には、回線会社が直接運営する「公式サイト」と、販売を専門に行う「販売代理店」の2種類があります。auひかりやビッグローブ光などの公式サイトから申し込むと、現金プレゼントがもらえるのが1年後や2年後になることが多く、1年で乗り換えるこの作戦には向きません。
一方、「NNコミュニケーションズ」や「GMOとくとくBB」といった優良な販売代理店では、申し込みから数ヶ月以内という短期間で現金が振り込まれるのが普通です。ですから、この節約術では販売代理店から申し込むのが正解です。 - 手続きが驚くほどカンタン
販売代理店を使うもう一つのメリットは、現金プレゼントをもらうための手続きがとても簡単なことです。多くの場合、申し込み後の確認電話で、担当者に振込先の口座番号を伝えるだけで完了します。公式サイトでありがちな「数ヶ月後に届くメールを見逃さずに、複雑な手続きをする」といった手間がなく、もらい忘れの心配がほとんどありません。
1.3. 乗り換えにかかる「本当の費用」を知ろう
本当におトクかどうかを知るためには、乗り換えで発生するすべての費用を把握しておく必要があります。
- 今の回線をやめる時にかかるお金
- 解約金(違約金): 2年契約などの途中でやめる時にかかる費用です。最近のルールでは、月額料金1ヶ月分くらいが上限になっています。例えば、ソフトバンク光なら5,720円、ドコモ光の高速プランなら5,500円が目安です。
- 工事費の残り(工事費残債): これが一番の落とし穴です。「工事費は実質無料!」とよく宣伝されていますが、これはタダになるわけではありません。2〜3年かけて分割払いする工事費と「同じ金額」を毎月の料金から割り引くことで、見かけ上無料にしているだけです。もし1年でやめてしまうと、残りの期間分(1〜2年分)の工事費を一括で請求されます。 これを計算に入れておかないと、思ったより損をしてしまいます。
- 新しい回線を始める時にかかるお金
- 契約手数料: どの会社でも最初にかかる手数料で、だいたい3,300円です。
- 新しい工事費: 自宅での工事が必要な場合だけかかります(詳しくは次の項目で)。
1.4. 乗り換え方法は2種類:「工事なしの簡単手続き」と「自宅での工事」
乗り換え方は、今使っている回線の種類によって、大きく2つに分かれます。
- NTT回線グループと「工事なしの簡単手続き」
ドコモ光、ソフトバンク光、ビッグローブ光などは、NTTが日本中に張り巡らせた光ファイバー網を借りてサービスを提供しています。これらを「光コラボ」と呼びます。このグループ内で乗り換える場合は、面倒な工事は一切不要。「事業者変更」という簡単な手続きだけで乗り換えが完了します。ネットが使えない期間もほとんどなく、一番ラクでお金もかからない方法です。 - 独自回線と「自宅での工事」
一方、auひかりなどは自社で用意した独自の回線を使っています。そのため、auひかりに乗り換えたり、auひかりから他の会社に乗り換えたりする場合は、必ず自宅での工事が必要になります。工事担当者と日程を調整し、家にいてもらう必要があるので、少し手間がかかります。 - 超高速プランの注意点
とても速い10ギガプランの場合、たとえNTT回線グループ内での乗り換えでも、新しく工事が必要になることがほとんどです。この点は第4章で詳しく解説します。
表1:主な光回線の現金プレゼント比較(1年以内にもらえる窓口限定)
光回線 | 申し込み窓口 | 1Gプランの特典額 | 10Gプランの特典額 | いつもらえるか | 主な条件 |
---|---|---|---|---|---|
ドコモ光 | GMOとくとくBB | 39,000円 | 57,000円 | 5ヶ月後 | 特設サイトから申し込み |
ソフトバンク光 | NEXT | 40,000円 | 50,000円 | 翌月末 | 特設サイトから申し込み |
auひかり(プロバイダー:ビッグローブ) | NNコミュニケーションズ | 67,000円 | 87,000円 | 4ヶ月後 | ネットと光電話のセット |
auひかり(プロバイダー:ビッグローブ) | NEXT | 68,000円 | 88,000円 | 4ヶ月後 | ネットと光電話のセット |
ビッグローブ光 | NNコミュニケーションズ | 30,000円 | 50,000円 | 翌月末 | 特設サイトから申し込み |
ビッグローブ光 | NEXT | 30,000円 | 50,000円 | 翌月末 | 追加サービス加入で増額 |
*注:金額は新しく契約する場合のものです。乗り換え方法によっては変わることがあります。2025年9月時点の調査に基づきます。
第2章:一番カンタンな方法を試算!NTT回線グループ内での乗り換え
この章では、一番ラクな「工事なしの簡単手続き」で乗り換えた場合、実際にどれくらいおトクになるのかを計算してみましょう。ご指摘の通り、ドコモ光の現金プレゼント額を39,000円に修正し、ソフトバンク光の「解約金肩代わりサービス」も活用して再計算しました。
2.1. 計算の前提
- 乗り換えルート: ドコモ光 → ソフトバンク光 → ビッグローブ光(それぞれ1年ずつ利用)
- プラン: すべて通常の1ギガ、戸建て向けプラン
- 申し込み窓口: ドコモ光はGMOとくとくBB、ソフトバンク光はNEXTなど、おトクな販売代理店を利用
- スタート地点: ドコモ光を新しく契約するところから始めると仮定します。
2.2. 1年目:ドコモ光(GMOとくとくBB経由)
- 最初にかかるお金:
- 契約手数料:3,300円
- 工事費:22,000円(ただし、特典で毎月の料金から割引され、2年使えば実質0円になる)
- 1年間の月額料金:
- 月5,720円 × 12ヶ月 = 68,640円
- もらえる現金プレゼント:
- GMOとくとくBBから39,000円
- (注意:もらうには、4ヶ月後に届くメールからの手続きが必要です)
- 1年目に実際に払う金額:
- (3,300円+68,640円)−39,000円=32,940円
2.3. 2年目:ソフトバンク光へ乗り換え(NEXT経由)
- ドコモ光をやめる時のお金:
- 解約金:5,720円
- 工事費の残り:22,000円の工事費のうち、まだ払っていない半分 → 11,000円
- 合計:16,720円
- ソフトバンク光を始める時のお金:
- 契約手数料:3,300円
- もらえる現金プレゼント:
- NEXTから42,000円
- 解約金肩代わりサービス:
- ソフトバンク光のサービスで、ドコモ光をやめる時にかかる16,720円を全額負担してもらいます。
- 1年間の月額料金:
- 月5,720円 × 12ヶ月 = 68,640円
- 2年目に実際に払う金額:
- (解約費用16,720円+手数料3,300円+年間料金68,640円)−現金プレゼント42,000円−肩代わり分16,720円=29,940円
2.4. 3年目:ビッグローブ光へ乗り換え(NNコミュニケーションズ経由)
- ソフトバンク光をやめる時のお金:
- 解約金:5,720円
- 工事費の残り:0円(今回は工事なしの乗り換えだったため)
- 合計:5,720円
- ビッグローブ光を始める時のお金:
- 契約手数料:3,300円
- 1年間の月額料金:
- 月5,478円 × 12ヶ月 = 65,736円
- もらえる現金プレゼント:
- NNコミュニケーションズから30,000円(工事なしの乗り換えは、もらえる額が少し減る傾向があります)
- 3年目に実際に払う金額:
- (5,720円+3,300円+65,736円)−30,000円=44,756円
ソフトバンク光の「解約金肩代わりサービス」を使うことで、2年目の出費が大幅に安くなりました。このように、サービスをうまく組み合わせることが節約のポイントです。
表2:一番カンタンな乗り換えをした場合の3年間の出費まとめ(最新版)
年度 | 契約先 | 年間料金 | 前年の解約費用 | 新規手数料 | もらえる特典 | 年間の実質出費 | 3年間の合計出費 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1年目 | ドコモ光 | 68,640円 | 0円 | 3,300円 | 39,000円 | 32,940円 | 32,940円 |
2年目 | ソフトバンク光 | 68,640円 | 16,720円 | 3,300円 | 58,720円※ | 29,940円 | 62,880円 |
3年目 | ビッグローブ光 | 65,736円 | 5,720円 | 3,300円 | 30,000円 | 44,756円 | 107,636円 |
3年合計 | – | 203,016円 | 22,440円 | 9,900円 | 107,720円 | 107,636円 | – |
注:2年目の「もらえる特典」は、現金プレゼント42,000円と解約金肩代わり分16,720円の合計です。
第3章:上級者向け!「解約金肩代わり」でもっとおトクにする方法
この章では、通常プランでも「解約金肩代わりサービス」を活用して、さらに節約効果を高める上級者向けのテクニックを解説します。自宅での工事が必要になるため手間はかかりますが、その見返りは非常に大きい方法です。
3.1. なぜおトクになる?「解約金肩代わり」の仕組み
auひかりやソフトバンク光は、「前の会社の解約にかかった費用を、ウチが代わりに払いますよ!」というキャンペーンを行っています。これを使えば、1年乗り換えで一番のネックだった「工事費の残り」を実質ゼロにできるのです。
この方法を使えば、高額な解約費用を気にすることなく、毎年もらえる大きな現金プレゼントのメリットだけを最大限に活かすことができます。
3.2. 試算:auひかり(新規工事)→ ソフトバンク光(新規工事)
このルートでは、auひかりの大きな現金プレゼントをもらい、1年後にソフトバンク光へ乗り換える際に発生する解約費用を、ソフトバンク光のキャンペーンでカバーしてもらいます。
- 1年目:auひかり(NNコミュニケーションズ経由)
- 最初にかかるお金:
- 契約手数料:3,300円
- 工事費:41,250円(特典で3年弱使えば実質0円になる)
- 1年間の月額料金:
- 月5,610円 × 12ヶ月 = 67,320円
- もらえる現金プレゼント:
- NNコミュニケーションズから72,000円(ネットと光電話のセットの場合)
- 1年目に実際に払う金額:
- (3,300円+67,320円)−72,000円=−1,380円(なんと利益が出ます!)
- 最初にかかるお金:
- 2年目:ソフトバンク光へ乗り換え(NEXT経由)
- auひかりをやめる時のお金:
- 解約金:4,730円
- 工事費の残り:約27,107円
- 合計:31,837円
- ソフトバンク光を始める時のお金(新規工事):
- 契約手数料:3,300円
- もらえる現金プレゼント:
- NEXTから42,000円
- 解約金肩代わりサービス:
- ソフトバンクがauひかりの解約費用31,837円を全額負担してくれると仮定。
- 1年間の月額料金:
- 月5,720円 × 12ヶ月 = 68,640円
- 2年目に実際に払う金額:
- (解約費用31,837円+手数料3,300円+年間料金68,640円)−現金プレゼント42,000円−肩代わり分31,837円=29,940円
- auひかりをやめる時のお金:
3.3. この方法、どうなの?
「解約金肩代わりサービス」を使うことで、auひかりを1年でやめる時に発生する3万円以上の解約費用が実質的になくなります。その結果、2年目の実質出費は約29,940円となり、第2章の簡単な乗り換え方法(2年目の出費29,940円)とほぼ同等の安さになります。
1年目には利益が出て、2年目も格安でインターネットが使える、まさに最強の節約術です。
ただし、この方法にはデメリットもあります。それは、auひかりを始める時の工事と、ソフトバンク光を始める時の工事、合計2回の工事の立ち会いが必要になることです。また、解約金を肩代わりしてもらうための書類の提出といった手間もかかります。
こうした手間を惜しまない方にとっては、通常プランでも最も節約効果の高い、非常におすすめできる上級者向けのテクニックと言えるでしょう。
ソフトバンク光のおすすめ窓口を見てみる
auひかりのおすすめ窓口を見てみる
第4章:超高速プランの最適解!「auひかり ⇔ ソフトバンク光」乗り換えループ
この章では、超高速の10ギガプランで「1年乗り換え」を成功させるための、とっておきの裏ワザを解説します。それは、auひかりとソフトバンク光を交互に乗り換えるという方法です。さらに、月額料金の割引も組み合わせることで、驚くほどおトクになります。
4.1. 裏ワザの仕組み:「特典の三重取り」で利益を最大化する
この作戦のキモは、3つのおトクな特典をすべて同時に利用することです。
- 高額な現金プレゼント: 毎回、新規契約として扱われるため、数万円の現金プレゼントがもらえます。
- 解約金肩代わりサービス: 前の会社の解約金や工事費の残りを、次の会社に払ってもらいます。これで乗り換えの最大の壁がなくなります。
- 月額料金の割引: さらに、各社が用意している最初の数ヶ月〜1年間の月額料金割引も利用します。これにより、年間の支払い総額が大きく下がります。
この「特典の三重取り」によって、超高速インターネットを使いながら、実質的な負担をゼロに近づける、究極の節約術が完成します。
4.2. 超高速プラン乗り換えループの試算(月額割引もフル活用!)
- 1年目:auひかり10G(NNコミュニケーションズ経由)
- 最初にかかるお金: 契約手数料 3,300円
- もらえる現金プレゼント: 87,000円
- 月額料金と割引:
- 通常料金:月額6,468円
- 割引:最初の1年間は、公式の割引キャンペーンで毎月1,408円引き
- 割引後の料金:月額5,060円
- 1年間の料金: 月5,060円 × 12ヶ月 = 60,720円
- 1年目に実際に払う金額:
- (3,300円+60,720円)−87,000円=−22,980円(2万円以上の利益!)
- 2年目:ソフトバンク光10Gへ乗り換え
- auひかりをやめる時のお金: 解約金+工事費の残り → 合計 34,807円
- ソフトバンク光を始める時のお金: 契約手数料 3,300円
- もらえる現金プレゼント: 50,000円
- 解約金肩代わりサービス: ソフトバンクがauひかりの解約費用34,807円を全額負担してくれると仮定。
- 月額料金と割引:
- 通常料金:月額6,930円
- 割引:「めちゃトク割」で最初の3ヶ月間は無料
- 1年間の料金: (月6,930円 × 9ヶ月) + (0円 × 3ヶ月) = 62,370円
- 2年目に実際に払う金額:
- (解約費用34,807円+手数料3,300円+年間料金62,370円)−現金プレゼント50,000円−肩代わり分34,807円=15,670円
- 3年目:再びauひかり10Gへ乗り換え
- ソフトバンク光をやめる時のお金: 解約金+工事費の残り → 合計 22,220円
- auひかりを始める時のお金: 契約手数料 3,300円
- もらえる現金プレゼント: 87,000円
- 解約金肩代わりサービス: auがソフトバンク光の解約費用22,220円を全額負担してくれると仮定。
- 1年間の料金(割引適用): 60,720円(1年目と同じ)
- 3年目に実際に払う金額:
- (解約費用22,220円+手数料3,300円+年間料金60,720円)−現金プレゼント87,000円−肩代わり分22,220円=−22,980円(再び2万円以上の利益!)
4.3. 結論:手間を惜しまない人向けの、超高収益な裏ワザ
月額料金の割引キャンペーンを組み合わせることで、「auひかり ⇔ ソフトバンク光」の乗り換えループは、ただおトクなだけでなく、毎年利益を生み出す可能性のある、驚異的な節約術へと進化します。2年目の実質負担も約15,000円(月あたり約1,300円)と、超高速プランとは思えないほどの安さになります。
ただし、この方法は以下の注意点がある「上級者向け」のテクニックです。
- 工事の手間: 1年ごとに必ず自宅での工事があり、そのたびに日程調整や立ち合いが必要です。
- 手続きの面倒さ: 解約金を肩代わりしてもらうには、前の会社から解約費用の証明書(請求書など)をもらって、新しい会社に郵送するなどの手続きが必要です。
- 将来のリスク: この作戦は、両社が「解約金肩代わりサービス」や「月額割引」を続けてくれることが大前提です。将来、これらのサービスがなくなってしまう可能性はゼロではありません。
これらの手間を乗り越えられるなら、超高速インターネットを格安で、場合によってはお金をもらいながら使い続けられる、夢のような節約術と言えるでしょう。
表3:超高速プランの乗り換えやすさ
乗り換え元\乗り換え先 | ドコモ光 10G | ソフトバンク光 10G | auひかり 10G | ビッグローブ光 10G |
---|---|---|---|---|
ドコモ光 10G | – | 要工事 (簡単手続き不可) | 要工事 (別会社) | 要工事 (簡単手続き可) |
ソフトバンク光 10G | 要工事 (簡単手続き不可) | – | 要工事 (別会社) | 要工事 (簡単手続き不可) |
auひかり 10G | 要工事 (別会社) | 要工事 (別会社) | – | 要工事 (別会社) |
ビッグローブ光 10G | 要工事 (簡単手続き不可) | 要工事 (簡単手続き不可) | 要工事 (別会社) | – |
ソフトバンク光のおすすめ窓口を見てみる
auひかりのおすすめ窓口を見てみる
第5章:あなたにピッタリなのはどれ?プロの最終アドバイス
これまでの話をまとめて、あなたに最適な節約プランを提案します。
5.1. 通常スピードでOK!とにかくラクに節約したいあなたへ
- 「NTT回線グループ内での乗り換え」がベストです。 ドコモ光、ソフトバンク光、ビッグローブ光などの間で、工事なしの簡単な手続きで乗り換えを繰り返しましょう。
- 第2章で計算した「ドコモ光 → ソフトバンク光」のルートは、手間が少なく、着実に節約できるおすすめの方法です。
- 成功の秘訣は、GMOとくとくBBやNNコミュニケーションズ、NEXTといった、手続きが簡単で、早く現金プレゼントがもらえる優良な販売代理店を選ぶことです。
5.2. 超高速がいい!手間をかけてでも最大限おトクにしたいあなたへ
- 「auひかり ⇔ ソフトバンク光」の乗り換えループに挑戦しましょう。
- 第4章で解説したように、両社の「解約金肩代わりサービス」をうまく使えば、解約費用を気にすることなく、毎年高額な現金プレゼントを受け取れます。
- ただし、1年ごとの工事の手間や、キャンペーン申請の面倒さを乗り越える覚悟が必要です。まさに、知る人ぞ知るプロ向けのテクニックです。
5.3. これだけは守って!節約術を成功させるための最終チェックリスト
- 申し込みは必ず「販売代理店」から。 会社の公式サイトから直接申し込むのはNGです。
- 現金プレゼントが「いつもらえるか」「どうやって申請するか」を確認する。 手続きが面倒だったり、もらえるのが遅すぎたりする窓口は避けましょう。
- 乗り換える前に「やめる時にかかるお金(解約金+工事費の残り)」を必ず計算する。
- 乗り換え先の「解約金肩代わりサービス」の条件をよく読む。 自分の解約費用が対象になるか、申請期限はいつまでか、しっかり確認しましょう。
- スケジュールをしっかり管理する。 契約日、現金プレゼントの申請期限、解約金の申請期限などをカレンダーにメモして、損をしないようにしましょう。
5.4. 最終結論:しっかり準備すれば、誰でもできる最高の節約術
「1年乗り換え」は、少しの知識と手間で、通信費を劇的に安くできる、非常に効果的な節約術です。
通常スピードのプランなら、NTT回線グループ内で工事なく乗り換えるのが、最もバランスの取れた方法です。一方、超高速プランでも、「auひかりとソフトバンク光を交互に乗り換える」という裏ワザを使えば、不可能と思われた1年乗り換えが、最もおトクな選択肢に変わります。
どちらの方法を選ぶにしても、成功の鍵は、おトクな「販売代理店」を選び、乗り換えにかかる全ての費用をきちんと把握して、計画的に行動することです。少しだけ手間をかければ、大きな節約につながる、まさに「知って得する」テクニックと言えるでしょう。
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