結局、契約すべき?やめるべき?
1. 結論:結局、auはどんな人におすすめなの?
1.1. auがピッタリな人と、そうでない人
2025年9月28日時点のauの料金プランについて、分かりやすく解説します。いきなり結論から言うと、auがお得になるかどうかは、「あなたのスマホの使い方」と「auの関連サービス(au PAYやauじぶん銀行など)をどれだけ使うか」で決まります。
一言でいうと、家族みんなでauを使っていて、家のインターネットもauひかりなどでそろえている方にとっては、たくさんの割引が使えるので、とてもお得です。一方で、一人だけで契約する方や、毎月のデータ通信量が少ない方にとっては、割引が使いにくく料金がかなり高くなってしまうため、auを選ぶメリットは正直ありません。
1.2. auの「良いところ」(メリット)
auの強みは、主にこの3つです。
- 通信が安定していて、つながりやすい: 専門の調査会社によると、auは通信の安定性や信頼性で非常に高い評価を得ています。特にオンラインゲームなど、通信が途切れると困る使い方をする人には大きな安心材料です。
- お店での丁寧なサポート: 全国のauショップで、スマホの操作や料金プランの相談にのってもらえます。ネットでの手続きが苦手な方にとっては、他の格安プランにはない大きな魅力です。
- au関連サービスと組み合わせると、もっとお得に: au PAY(スマホ決済)やauじぶん銀行、Pontaポイントなど、auの関連サービスを普段からよく使う人には、ポイントがたくさん貯まったり、銀行の金利が上がったりといった、通信料金以外のメリットがたくさんあります。
1.3. auの「イマイチなところ」(デメリット)
一方で、auには弱点もあります。
- 割引がないと、料金がかなり高い: 割引を使わない場合の基本料金は、他の会社と比べても高めに設定されています。そのため、割引の条件に合わない人にとっては、割高に感じてしまいます。
- 料金プランや割引が、ちょっと複雑: たくさんのプランや割引があって、自分にとってどれが一番お得なのか分かりにくいことがあります。
- データをあまり使わない人向けのプランが割高: 毎月のデータ通信量が少ない人向けのプランもありますが、他の会社の同じようなプランや、auの弟分ブランド(UQ mobileなど)と比べると、料金がかなり高いです。
1.4. 「auは合わないかも?」と思った方へのおすすめプラン
もし「自分にはauは合わないかな」と感じたら、こちらがおすすめです。
- auと同じくらい快適な通信を、もっと安く使いたい人: auの弟分であるUQ mobileやpovoがぴったりです。auと同じ電波を使いながら、もっとシンプルで安い料金プランを提供しています。
- とにかく安さと分かりやすさを重視する人: 複雑な割引なしで安く使いたいなら楽天モバイル、お店のサポートは不要で安さを求めるならドコモのahamoが良い選択肢になります。
つまり、au(KDDI)は、高品質でサポートも手厚い高級ブランドの「au」、安さが魅力の「UQ mobile」や「povo」というように、役割分担をしています。ですから、「auは得かな?」と考えるより、「自分にはどのKDDIのブランドが合っているかな?」と考えてみるのが正解です。
2. auのスマホ料金プランを分かりやすく解説
現在auで契約できる主なプランは、データをたくさん使う人向けの「使い放題MAX+」、あまり使わない人向けの「スマホミニプラン+」、そしてauの金融サービスとセットでお得になる「auマネ活プラン+」の3種類です。
2.1. データをたくさん使う人向け:「使い放題MAX+ 5G/4G」シリーズ
動画やSNSを思う存分楽しみたい人向けの、auの主力プランです。
- 基本プラン: 月額7,458円(税込)で、データ通信が使い放題になります。ただし、いくつか注意点があります。スマホからパソコンなどをネットにつなぐ「テザリング」に使えるデータ量は、月に60GBまでです。また、あまりに大量のデータ(月200GB以上)を使うと、少し速度が遅くなることがあります 17。もし、その月にあまりデータを使わなかった場合(合計1GB以下)は、自動で1,650円安くなるので安心です。
- エンタメサービス付きプラン: NetflixやAmazonプライムといった人気の動画サービスなどがセットになったプランも選べます。月額料金は少し高くなりますが、テザリングの上限が増えたり、各サービスを別々に契約するより安くなったりすることが多いので、よく使うサービスがある人にはおすすめです。
2.2. データをあまり使わない人向け:「スマホミニプラン+ 5G/4G」
データ利用が少ない人向けのプランですが、料金には注意が必要です。
- 料金の仕組み: 使ったデータ量に応じて料金が3段階に変わります。しかし、割引を全く使わない場合、1GBまでで4,780円、3GBまでで6,358円、5GBまでで8,008円と、非常に高額です。
- お得感は?: たとえ割引をフル活用したとしても、他の会社の安いプランや、特にauの弟分であるUQ mobileやpovoと比べると、かなり割高です。結論として、auでこのプランをわざわざ選ぶメリットは、ほとんどありません。
2.3. auの金融サービスとセットでお得:「auマネ活プラン+ 5G/4G」
スマホの利用と、auの金融サービスを組み合わせることで、最大限お得になることを目指した特別なプランです。
- プランの概要: データ使い放題に加えて、auじぶん銀行やau PAY カードの利用状況に応じて、Pontaポイントがもらえたり、銀行の預金金利が上がったりする特典がついています。基本料金は月額8,778円(税込)と高めです。注意点として、このプランは「家族割プラス」などの主要な割引が使えません。
- 特典の条件: このプランの魅力を最大限に引き出すには、年会費11,000円(税込)の「au PAY ゴールドカード」を持つことがほぼ必須となります。もらえるポイントも、au PAYなどでの支払い額によって変わるため、普段からauの金融サービスをたくさん使っている人でなければ、元を取るのは難しいかもしれません。
2.4. 電話をよくかける人向けの追加プラン(通話オプション)
auのプランは、電話のかけ放題が含まれていないため、よく電話する人は追加プラン(オプション)に入るのがおすすめです。auの通常の通話料は30秒ごとに22円です。
- 通話定額2: 月額1,980円(税込)で、国内通話が24時間いつでもかけ放題になります。月に合計で45分以上電話するなら、こちらがお得です。
- 通話定額ライト2: 月額880円(税込)で、1回5分以内の国内通話がかけ放題になります。短い電話をよくかける人向けで、月に合計20分以上電話するならお得です。
- うれしいおまけ: これらのかけ放題プランに入ると、留守番電話サービスなどがセットになった「電話きほんパック(V)」が無料で使えるようになります。
項目 | 使い放題MAX+ 5G/4G | スマホミニプラン+ 5G/4G | auマネ活プラン+ 5G/4G |
---|---|---|---|
基本料金(割引なし) | 7,458円 | 4,780円 (~1GB) / 6,358円 (~3GB) / 8,008円 (~5GB) | 8,778円 |
データ通信量 | 使い放題 | 5GBまで(使った分だけ) | 使い放題 |
テザリングなどの上限 | 60GB | 5GB | 60GB |
使える主な割引 | ・家のネットとセット割 ・家族みんなで割 ・auのカード払い割 | ・家のネットとセット割 ・家族みんなで割 ・auのカード払い割 | ・家のネットとセット割 |
特別なメリット | ・1GB以下利用で1,650円割引 ・動画サービス付きプランあり | なし | ・auの金融サービス利用でPontaポイントがもらえる ・auじぶん銀行の金利アップ など |
3. 契約や解約にかかるお金の話
月々の料金以外に、契約するときや、途中でやめるときにかかるお金について知っておきましょう。
3.1. 最初に必要なお金:契約事務手数料(3,850円)
auを新しく契約したり、他社から乗り換えたり、機種変更したりする際には、基本的に3,850円(税込)の事務手数料がかかります。
ドコモやソフトバンクは、ネットで手続きすればこの手数料が無料になりますが、auはネットで手続きしてもお店と同じ手数料がかかる、という点は少し残念なポイントです。
ただし、auの弟分であるUQ mobileやpovoからauに乗り換える場合は、この手数料はかかりません。
3.2. 途中でやめるときのお金:基本は無料、でも短期解約には注意
昔あった「2年縛り」のような、途中でやめると高額な違約金がかかる仕組みは、今はもうありません。いつ解約しても、基本的にはお金はかかりません。
ただし、一つだけ注意点があります。スマホの転売などを防ぐ目的で、契約してすぐに解約し、しかもほとんど利用した形跡がないような場合には、990円(税込)の契約解除料がかかることがあります。具体的には、「契約から1年以内に解約」して、かつ「普通の使い方をしていないとauが判断した場合」です。普通にスマホとして使っていれば、心配する必要はまったくありません。
3.3. その他のお金:お店でかかる「頭金」という追加料金
auショップや家電量販店などで契約する際、「頭金」という名前で、数千円から時には2万円以上もの追加料金を請求されることがあります。
これはスマホ本体の代金ではなく、お店が独自に設定している手数料のようなものです。しかし、auの公式オンラインショップで手続きすれば、この「頭金」は一切かかりません。初期費用を少しでも安くしたいなら、オンラインでの手続きが断然おすすめです。
4. auの料金を安くする「割引」の仕組み
auの料金は、割引を使うことが前提になっています。割引があるかないかで、支払う金額が大きく変わるので、しっかり理解しておきましょう。
4.1. 家のネットとセット割(auスマートバリュー)
これが一番大きな割引です。auのスマホと、auひかりなどの対象インターネット回線をセットで契約すると、スマホの月額料金がずーっと割引になります。「使い放題MAX+ 5G/4G」なら、毎月1,100円(税込)も安くなります。この割引が使えるかどうかが、auがお得になるかの大きな分かれ道です。
4.2. 家族みんなで割(家族割プラス)
家族でauを複数台契約すると、それぞれのスマホ料金が安くなる割引です。「使い放題MAX+ 5G/4G」の場合、2人ならそれぞれ月660円、3人以上ならそれぞれ月1,210円安くなります。一人で契約する人には使えない、家族向けの割引です。
4.3. auのクレジットカード払いで割引(au PAY カードお支払い割)
毎月の料金を「au PAY カード」で支払うだけで、少しだけ割引が受けられます。「使い放題MAX+ 5G/4G」なら月220円安くなります。
4.4. 割引を使うと、料金はこう変わる!
これらの割引を組み合わせると、実際の支払額がどれくらい変わるか見てみましょう。
料金プラン | 割引なし | ネットとセット割のみ | 家族割(3人)のみ | 両方使うと |
---|---|---|---|---|
使い放題MAX+ 5G/4G | 7,238円 | 6,138円 | 6,028円 | 4,928円 |
スマホミニプラン+ 5G/4G (~1GB) | 4,708円 | 3,608円 | 3,498円 | 2,398円 |
スマホミニプラン+ 5G/4G (~3GB) | 6,358円 | 5,258円 | 5,148円 | 4,048円 |
スマホミニプラン+ 5G/4G (~5GB) | 8,008円 | 6,908円 | 6,798円 | 5,698円 |
注:上記は「au PAY カードお支払い割」を使った場合の税込価格です。
この表を見ると、「使い放題MAX+ 5G/4G」は割引がないと7,000円以上しますが、「家のネットとセット割」と「家族みんなで割」の両方を使うと5,000円を切り、ぐっと安くなるのが分かります。これが、auがお得になる人は限られている、と言われる理由です。
5. 他のスマホ会社と比べてどうなの?
auの料金が本当に自分に合っているか、他の会社と比べてみましょう。
5.1. 大手4社の料金プラン比較
まずは、au、ドコモ、ソフトバンク、楽天モバイルの4社を比べてみます。
プランの種類 | au | NTTドコモ | ソフトバンク | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
データ使い放題プラン(最大割引後) | 4,928円 (使い放題MAX+) | 5,148円 (ドコモMAX) | 4,928円 (メリハリ無制限+) | 3,278円 (Rakuten最強プラン) |
データを普通に使う人向けプラン | (該当なし) | 2,970円 (ahamo 30GB) | (該当なし) | 2,178円 (~20GB) |
データをあまり使わない人向けプラン | 2,398円~ (スマホミニプラン+) | 880円~ (ドコモmini 4GB) | 2,178円~ (ミニフィットプラン+) | 1,078円 (~3GB) |
注:au, ドコモ, ソフトバンクの料金は、家のネット割や家族割などを最大限使った場合の税込価格です。楽天モバイルは割引前の税込価格です。
5.2. ドコモと比べてみると?
auとドコモのデータ使い放題プランは、料金も割引の仕組みもそっくりで、最大のライバルです。どちらを選ぶかは、好みの問題と言えるかもしれません。ただ、データをあまり使わない人向けのプランは、ドコモの方が安い設定になっています。
5.3. ソフトバンクと比べてみると?
ソフトバンクもドコモと似ています。データ使い放題プランは、料金から割引の仕組み、割引後の最終的な価格(4,928円)まで、auと全く同じです。Pontaポイントが好きならau、PayPayが好きならソフトバンク、といった選び方になるでしょう。
5.4. 楽天モバイルと比べてみると?
楽天モバイルは、他の3社とは全く違う考え方です。auなどが複雑な割引を前提にしているのに対し、楽天モバイルは割引なしで月額3,278円(税込)でデータ使い放題という、シンプルで分かりやすい安さが武器です。ただし、電波のつながりやすさや安定性では、まだauなどの3社に及ばない部分もあります。複雑でも割引で安くなるauを選ぶか、シンプルで安い楽天モバイルを選ぶか、という選択になります。
5.5. もっと安いプラン(UQ mobile, povoなど)と比べてみると?
au本体のプラン、特にデータをあまり使わない人向けの「スマホミニプラン+」がどれだけ割高かは、auの弟分ブランドと比べるとよく分かります。例えば、同じauの電波を使っているUQ mobileなら、割引を使えば30GBを2,728円で使えますし、povoなら基本料金0円で必要な分だけデータを買うことができます。データをあまり使わない人や、そこそこ使う人にとっては、au本体ではなく、こちらを選ぶ方がずっと賢い選択と言えます。
6. auの関連サービスをまとめて使うとお得?
auを契約するメリットは、スマホ料金だけではありません。auの関連サービスをまとめて使うことで、もっとお得になります。
6.1. au PAY・Pontaポイント
auのサービスを使うと「Pontaポイント」が貯まります。その中心となるのが「au PAY カード」と「au PAY(スマホ決済)」です。
- au PAY カード: 年会費は無料で、100円使うごとに1ポイント(還元率1%)貯まる、ポイントが貯まりやすいカードです。
- au PAY(スマホ決済): 200円使うごとに1ポイント(還元率0.5%)が貯まります。
これらを普段の買い物で使うことで、効率よくポイントを貯められます。
6.2. auじぶん銀行を使うメリット
ネット銀行の「auじぶん銀行」は、auユーザーにとってメリットがたくさんあります。特に大きいのが、預金の金利が上がることです。au PAYと連携したり、au PAY カードの支払いをauじぶん銀行にしたりするだけで、普通預金の金利が通常よりずっと高くなります。ATM手数料や振込手数料が無料になる回数も増えるので、メインの銀行として使う価値があります。
6.3. ネット通販「au PAY マーケット」
auが運営するネット通販サイト「au PAY マーケット」では、auユーザー向けにポイントがたくさんもらえたり、特別なセールがあったりします。日々の買い物をここにまとめることで、さらにお得になります 65。
6.4. 結局「auマネ活プラン」は本当にお得?
これらの関連サービスをフル活用するために作られたのが「auマネ活プラン」です。これは単なるスマホプランというより、「auの金融サービスを生活の中心にしている人向けの、特別なごほうびプログラム」と言えます。
給料の振込をauじぶん銀行にし、普段の支払いをau PAY ゴールドカードにまとめているような人にとっては、もらえるポイントや金利アップで、スマホ料金の負担をかなり減らせる可能性があります。しかし、そのためには年会費11,000円のゴールドカードが必要になるなど、条件もあります。auの関連サービスをあまり使わない人にとっては、基本料金が高いだけになってしまう可能性もある、人を選ぶプランです。
7. 電波のつながりやすさはどう?(専門調査会社のデータより)
料金と同じくらい大切なのが、電波のつながりやすさです。ここでは、専門の調査会社(OpensignalやMMD研究所)の客観的なデータをもとに、auの通信品質を見てみましょう。
7.1. 専門調査会社の結果から見るauの実力
これらの会社は、実際にスマホを使って電波の強さや速さを測ったり、利用者にアンケートを取ったりして、各社の通信品質を評価しています。信頼できるデータです。
7.2. 通信の速さ(ダウンロード/アップロード)
通信の速さは、スマホの快適さに直結します。
- ダウンロード(ネットを見る速さ): 調査会社のレポートでは、auはネットを見たり動画を再生したりするときの速さで、常にトップクラスの評価を得ています。普段使いでストレスを感じることは少ないでしょう。
- アップロード(データを送る速さ): 写真や動画をSNSに投稿するときの速さについては、楽天モバイルが非常に強いです。auはドコモやソフトバンクと同じくらいで、特別速いわけではありません。
7.3. 通信の安定性やゲームの快適さ
最近では、ただ速いだけでなく、通信が安定しているか、反応が速いか、といった「質」も重要視されています。この点で、auはとても強いです。
- 信頼性・安定性: auは、「通信の信頼性」や「安定性」に関する調査で、何度もNo.1の評価を受けています。これは、通信が途切れにくく、いつでも安定して使えるということです。
- ゲームやLINE通話の快適さ: 特に、オンラインゲームの快適さや、LINE通話などの音声品質の評価で、auは他社をリードすることが多いです。これは、反応の速さが求められる使い方で、auの電波が優れていることを示しています。
- エリアの広さ: なお、電波が届くエリアの広さでは、ドコモが一番高い評価を得ています。
7.4. 調査会社による通信品質の評価まとめ
専門調査会社Opensignalのレポート(2025年4月版)を簡単にまとめると、以下のようになります。
評価項目 | au | NTTドコモ | ソフトバンク | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
ダウンロードの速さ | 受賞 | – | – | – |
5Gダウンロードの速さ | – | 受賞 | – | – |
アップロードの速さ | – | – | – | 受賞 |
5Gアップロードの速さ | – | – | – | 受賞 |
通信の信頼性 | 受賞 | – | – | – |
ゲームの快適さ | 受賞 | – | – | – |
LINE通話などの快適さ | 受賞 | – | – | – |
出典: Opensignal Japan Mobile Network Experience Report April 2025
この結果から、auはダウンロードの速さと、ゲームや通話といった「体感の良さ」で、非常にバランスが取れた高品質な通信を提供していることが分かります。
8. 【最終まとめ】あなたにピッタリのプランはこれ!
これまでの分析をすべてふまえて、どんな人にauがおすすめなのか、最終的な結論です。
8.1. auがおすすめなのは、こんな人!
以下の条件に当てはまる人は、auを契約するとお得になる可能性が高いです。
- 家族でau&家のネットもauの人:
- 条件: 家族3人以上でauのスマホを使い、家のインターネットも「auひかり」などにしている。
- 理由: 「家族みんなで割」と「家のネットとセット割」という2つの大きな割引をフル活用できるから。これにより、7,000円以上する「使い放題MAX+」が5,000円以下になり、高品質な通信と手厚いサポートを、とてもお得な料金で利用できます。
- おすすめプラン: 使い放題MAX+ 5G/4G
- auの関連サービスをたくさん使う人:
- 条件: auじぶん銀行をメインバンクにし、支払いのほとんどをau PAY ゴールドカードにまとめ、au PAY マーケットでよく買い物をするなど、生活のあらゆる場面でauのサービスを使っている。
- 理由: 「auマネ活プラン」で、たくさんのPontaポイントをもらえたり、銀行の金利が上がったりする特典を最大限に受けられるから。ポイントでスマホ代をまかなうことも夢ではありません。
- おすすめプラン: auマネ活プラン+ 5G/4G
- お店でのサポートを重視する人:
- 条件: スマホの操作や料金のことで困ったとき、ネットや電話だけでなく、お店で直接スタッフに相談したい。
- 理由: 全国のauショップで受けられる対面サポートは、格安プランにはない大きな安心材料です。料金が少し高くても、その安心感に価値を感じる人にとっては、auを選ぶ十分な理由になります。
- おすすめプラン: 使い放題MAX+ 5G/4G
8.2. auは合わないかも?そんな人へのおすすめプラン
以下のタイプの人は、au本体の契約は割高になってしまうので、おすすめしません。それぞれにピッタリの代わりのプランをご紹介します。
- 一人で契約する&家のネットがauではない人:
- 理由: auの料金を安くするための2大割引「家族みんなで割」と「家のネットとセット割」が使えないため、料金が非常に高くなります。このタイプの人がau本体を契約するメリットは、はっきり言ってありません。
- 代わりのプラン:
- UQ mobile: auと同じくらい快適な通信を、シンプルで安い料金で使えます。
- povo2.0: 毎月使うデータ量が変わるなら、基本料0円で必要な分だけ買うスタイルがぴったりです。
- 楽天モバイル: とにかく安さを求めるなら、割引なしで安い楽天モバイルがおすすめです。
- 毎月あまりデータを使わない人(月5GB以下):
- 理由: auの「スマホミニプラン+」は、割引を使っても他の会社のプランと比べてかなり割高です。このタイプの人も、au本体を契約するメリットは明確にありません。
- 代わりのプラン:
- povo2.0: 「3GB(30日間)990円」など、少しだけ使いたいときに非常に安く、無駄がありません。
- UQ mobile: 割引を使えば、5GBまでを安く利用できます。
- 楽天モバイル: 3GBまでなら月額1,078円と、とても安いです。
- シンプルで分かりやすい料金が好きな人:
- 理由: 複雑な割引の条件を考えたり、ポイント計算をしたりするのが面倒な人にとって、auの料金体系は少し分かりにくいかもしれません。
- 代わりのプラン:
- 楽天モバイル: 使った分だけ支払う3段階の料金プランで、非常に分かりやすいです。
- ahamo: 30GBで2,970円(5分以内の通話無料込み)という、シンプルな料金設定が魅力です。
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